社長ご挨拶
平素より、第一石産運輸株式会社をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。弊社は、大正14年(1925年)、初代社長越智喜三郎により創業され、100有余年にわたり、砂利・砂・砕石などの骨材の生産販売業を一貫して営んでまいりました。これもひとえに、お取引先様をはじめ、関係各位の皆様のご支援とご愛顧の賜物であり、業界のパイオニアとして成長し続けられたことに心より感謝申し上げます。
骨材は社会資本の整備や豊かな暮らしを支える基礎資材であり、経済動向を見据えたインフラ需要に確実に応えることが国家的な課題となっております。特にここ数年、日本各地で豪雨による大規模な災害が頻発しており、その影響は甚大なものとなっています。これらの災害は人命を奪い、多くの家屋やインフラ関連設備に計り知れない被害をもたらし、また地域社会に大きな影響を及ぼしています。また、これらの豪雨災害は、気候変動の影響で頻度や規模が増加していると指摘されています。現在、「国土強靭化計画」による防災対策やインフラの強化が急務となっており、弊社も骨材の供給を通じてインフラ関連設備の復旧や強化に貢献し、地域社会の安全と発展に寄与してまいります。
一方、近年では持続可能な開発があらゆる産業で求められており、採石業もその例外ではありません。弊社では、グリーントランスフォーメーション(GX)を推進し、再生資源の利用や再生エネルギーの導入を積極的に行うことで、『資源は有限である』ことを念頭に持続可能な開発に貢献していく所存でございます。
終わりに、第一石産運輸グループは持続可能な開発目標(SDGs)を土台に置き、社員一同一丸となって環境に配慮した採石業の実践と、地域社会への貢献を果たしてまいります。お客様ならびに関係各位の皆様には、引き続きご支援とご協力を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長 越智康喜